家計に重い負担をかけ続ける光熱費
電気代が高くなる家
50 years of maya
家庭での毎月かかる光熱費は全国世帯平均でおよそ24000円。(2人以上の世帯。平成26年)光熱費は年間で30万円弱という大きな支出になっています。その内訳は、エアコンや照明などに代表される電気代がおよそ5割を占め、ガス代、水道代が続きます。過去10年を遡っても少しづつ上昇するだけで光熱費の額に大きな変動はありません。快適に過ごすためには、これは削れないものとなかなか削れないと考えてがちです。
ですが、今後も電気料金は値上がりが続くと考えると、光熱費がますます家計の負担となる可能性があります。できるだけ光熱費を抑えられる家づくりは、光熱費の支出と深く関係してくるので真剣に考える必要があるといえます。
どうして光熱費が高いの。
省エネルギーの約6割が冷暖房と風呂への給湯と言われます。なぜこんなに光熱費がかかるのか。という疑問の答えは、家庭で消費するエネルギーの冷暖房約25%、給湯が約30%で、これだけで全体の約6割弱。光熱費の全国世帯平均が年間30万円程度であることを考えれば、多くの家庭が住まいの涼しさ、暖かさを守るために、年間で十数万円を費やしていると推定できます。しかし、これだけコストを費やしても、断熱性能が低い住まいでは過ごしやすい温熱環境が得られるとは限りません。
エアコンをフル稼働させても暑い。寒い。
光熱費が高くなることは分かるけれども、寒さや暑さはが耐えられないので冷暖房機器は使わざるを得ない。と思っている方が多い思います。しかし、冷暖房機器を使用しても本当に心地よい涼しさ暖かさを確保できるとは限りらないのです。エアコンの効きが悪い気がする。部屋ごとの温度差が大きい。暖房をつけても足もとは冷えてしまう。など不調を感じるのであれば、それは住まいの断熱性能に問題があると考えられます。室内の効率的な循環がおこなわれれば冷暖房機器に頼りきらない快適な空間がつくれるのです。光熱費を無駄に押し上げるばかりで、快適な温熱環境を得るための解決を家づくりでは、考えなければなりません。
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断熱材ってどんなもの
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健康に害を及ぼす家
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